乗蓮寺の由来・成立ち
「乗蓮寺(旧字:乘蓮寺)」は、本山本願寺と織田信長、秀吉との戦いである石山合戦(1570~1580年)の頃には、既に存在しており、ご門徒方は炊き出し等の手伝いをされていた」と故 松平博 元大阪府議会 議員(乗蓮寺門徒)は、生前、住職に語られていました。
『布施町誌』(昭和4年発行)によると、中古から乗蓮寺と公称して布教伝道がされ、南御堂難波別院の支配下に属していたともあります。
最古の文書記録では、元禄5年(1662年)の寺社御改帳に記載されています
さらに最近の書物で『天文日記I(本願寺日記) 』(2015年10月20日初版第一刷 法蔵館書店発行)に「天文8(1539)年12月28日 菜葉、大根、大豆、芹、などが横沼(現永和)などから届いた」とあることから、12月28日親鸞聖人の月命日の御斎の食材としてお供えされた様子が書かれています。
上場顕雄氏(圓徳寺住職・文学博士)には「このことから、乗蓮寺前身の道場があったと考えて間違いない。」との言葉をいただきました。
今後もまた、乗蓮寺の歴史を紐解いていければと思っております。
乗蓮寺のご本尊 阿弥陀仏について
阿弥陀仏のご利益とは
「念仏申さんとおもいたつこころのおこるとき、すなわち摂取不捨の利益にあづけしめたまふなり。」
これは
「生まれてきたことが素直に喜ぶことができ、心の悩みが救われること。」という意味です。
乗蓮寺の理念
悲しみ・苦悩する人に寄り添い
喜ぶ人と共に喜ぶ。
住職ご紹介
住職 稲垣浄
- 長孔山乘蓮寺19世住職
- 東大阪市西仏教会副会長
- 元保護司(令和元年辞職)
- 大阪ダーツ協会元理事 ダーツ歴30年
- 河内NLP塾主催 心理カウンセラー(1級)
- 大谷大学バスケット部OBOG会元会長
- 趣味ゴルフ 現在 HC29
- 映画・海外ドラマ(主にミステリー)観賞
総代挨拶
この度、檀家総代を拝命いたしました大西と申します。
私は、会社勤めの転勤族で、数年前に自宅に帰ってまいりました。
前檀家総代である父親が高齢となり、総代の仕事を引き継ぐお話しを住職から頂き、せん越ではありますがお引き受けする事といたしました。
門徒としては全くの素人で、一から真宗の教えを学ぶ所存です。
宜しくお願い申し上げます。
2020年11月18日