はよ、泣いてしまい!
ある日、私が歩いていますと、小学生くらいの女の子が、二人いました。
1人は縄跳びをしていました。もう1人は、お母さんに叱られたらしく、泣き叫んでいました。
私は最初は、縄跳びをしてる姉らしき女の子が、もう1人に寄り添わないなんて、冷たいんだなあと、思っていました。
とうとう、縄跳びで遊んでいたら女の子が、妹らしき泣いている女の子に声をかけました。
「あんた、はよ泣いてしまい!」「それから一緒に遊ぼう!」
「うん」と思いっきり泣いたあと、笑顔が戻って、一緒に縄跳びを2人で始めました。
安心して泣けることで、笑顔が戻ることもあるんだなと、気付くことができました。